KAT-TUN

4人のKAT-TUNはうまく言えないけど、わたしがすきになった結成当時に、6人時代に似てて、出戻り。かっこいいのにかわいくて、ギラギラしてるのに抜けてて、そして当時より妖艶さはただ纏うだけではなくて自分の、演出の一部にしてて、最強だと思った。改めて、我が軍こそが至高。敵なし。覇者。

 

上京して、働くようになって、出戻って、初めてコンサートにいきたいと思った。長年、画面越しでしか応援してなくてひよった。後悔してる。

 

2015年11月

がっつり残業してて、後輩たちがベスアを見てて、教えてくれた。

「田口くん、辞めるんですか?KAT-TUNも事務所も」

何を言ってるんだろうと思った。

信じられなかった。

あんなに最強なのに辞めるなんてあの笑顔で、なんて悪い冗談を……それも生放送で……んーでもな、初めての脱退メンバーってわけでもないし、理由があって、彼が幸せのために、みんな笑顔でまた会えるならそれも選択か!ま、ちょっとさそっとしゃへこたれないぜ!!と思ってた。笑えない強がり過ぎる。亀ちゃんはまたこれまでの会見のように責任を感じて唇を震わせてるし。上田くんは顔を上げないし、中丸くんは目線が定まってない。違う。納得して出された笑顔の決断じゃない。事態を飲み込んで涙が出た。なんで?なんで???誰が辞めるたびにつく言葉は決まって「なんで?」で何を言われても理解出来なくて、辛いこと、苦しいことなんて現実じゃないと思ってて、受け入れられなくて。KAT-TUNに似合う傷は少年マンガの主人公みたいな勲章の傷で、敵わない…って思った時の絶望のキズじゃないんだよ、、、。わたしは亀担なので辞めていったメンバーを思い出す度、亀ちゃんにあんな顔させて…って少なからず思う。あの自分を責めて、でも、奮い立たせてメンバーに対してのコメントをしているところが一番苦しくていちばん苦手だよ。だって悪くないもん。悪いのは亀ちゃんじゃない。辞めていったメンバーもカメ!かめ!かーめ!!って可愛がってたじゃん。末っ子かめちゃんが一番かわいいよ。

 

Mステだって消せないし見返せないし。

最後まで泣かなかった亀ちゃん。プロ。

君はほんとに誰かの元で泣いてね。

 

 

もう決定したことは覆らないこと、どうしようもなく辞める日は近づいてくること。辞めた次の日から3人が、3人でKAT-TUNになること。3人でドームツアーがあること。

ずっと茶の間ヲタをしてることを知ってる人みんなに「行け」「行かなきゃ後悔する」「チケット取れる取れない考える前に行け」言われた

 

また、ひよった

今さら行けない。いちばん辛かった最初の脱退に見てるのが辛すぎて逃げ出したのに。こんなタイミングで戻れない。

 

 

そして、期間未定の充電期間に入ることが発表された。

 

人生の半分以上すきな人に会わなきゃいけないと思った。

 

でも、もう申込み期間外

 

何かしたくてFCに入った。

 

そうして、会員証と、申込み案内が届いた。

考えなかった。日程が迫ってて全通は出来なくても、東京は行きたかった。KAT-TUNといえば東京ドーム。行かなきゃダメだと思ったし、なんか行ける気がした。

 

 

そうして、行ってきたドーム。

もうあの日から200日以上経ったなんて。

神様魂の水色衣装から始まってまるまる3曲くらい泣きすぎて覚えてないの本当にもったいない。でも、夢見たいな空間で幸せだった。タイムマシーンに乗ったような気もするけど紛れもなく2016年のままで。亀ちゃんが6人の名前を呼んで、やっぱり6人がすきだなって思った。もし、神様がいて過去を変えられるとしても何にも変えませんよって思える……気がする。6人が生んで、5人、4人と育てたKAT-TUNはやっぱりどこを切り取ってもかっこいい。少しずつだけど「うちの子はね、世界一かっこいいの!」ってどんなに時間がかかっても6人分胸を張ってみんなに言いたい。少しずつお顔もみられるようになったから時間ください。今でも最後のpeacefuldaysが最高すぎて、涙枯れるまで泣いたのか笑って終わった記憶しかなくて、そういうところがアイドル育ちであざとい!すき!!!

 

 

 

 

 

アイドルとしての最後まで泣かなかった田口くん。KAT-TUN生まれKAT-TUN育ちはやっぱり違うな。かっこいいよ。アイドルを全うしてて。やりたいことは周りになんて言われてもやり通して。王子様みたいな衣装着ることはないのかな?とも思うんだけど、時間がかかっても会いに行くから待っててね。

 

 

 

「田口が一番KAT-TUNらしい」